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統合失調症強化月間!その11「病の認識」

インタビューも佳境に入ってきました。

 

Q.ご自身の病気を、今、どのように捉えていますか

 

大竹:そうですね。いや、あの、受け入れてると思ってるんですよ、自分では、はい。あの、まあ、たぶん、変な言い方ですけどなるべくしてなったんだと思うんですね、私、統合失調症に。うん、たぶんこれは天命だと思うんですよ。天から授かったあのー、命題というか。これが自分の人生だなーと思っていて。

 

で、きっと、統合失調症にならなかったら、人に優しくできなかったと思うし、たぶん仲間もできなかったと思うんですよね。で、病気がきっかけで、ピアノが、まずできたし。で、ピアノができたお陰で、仲間もできたし、仕事もできるようになったし。そういったこと(を)考えるとやっぱり、病気になって良かったなと思ってるんですよ、私。これほんとの話ですよ、ほんとに。

 

でー、ん、もし病気にならなかったら、趣味もないまま働き続けて、人生終わっていたのかも知れないですしね。今、例えば将来もこの病気、治らないと思うんですよ。治らないと思うけれども、治らないなりに、自分と折り合いをつけて、仕事も続けて、ピアノも続けて、友人との付き合いも続けて、ま、ほんとに、いい人生じゃないですか、ね?私そう思うんですけど、なんか、変ですか?(笑)そう思いますよ。私、はい。いい人生だなーと思いましたね。はい。

 

 

Q.障害をお持ちということで偏見や差別を感じた経験はありますか

 

大竹:やはりこう職場の仲間に、ちょっと『どういう人なのかな』って思われてるところがやっぱりあって。今もそうだとは思うんですけど、あの、今普通に話してると思われるかも知れないんですけど、私職場に行くととたんに緊張してしまって、なかなか上手くしゃべれないんですよ。でー、やっぱりろれつが回らなかったりとかするんで、あのー、職場に行っても上手くしゃべれないんじゃないかなーとかなんか、いろいろ不安に思ってしまって、なんか、『大竹さん大丈夫かな』って思われてるところがやっぱあるので。差別まではないんですけどやっぱり、あのー、ちょっと変に思われてる節はやっぱり、ちょっとあるのかもしれないですね。はい。

 

 

Q.精神障害を持っている人にはどのように接するのが良いのでしょうか

 

大竹:あの、むしろ話して欲しいんですよ、障害者としては。あの、障害者のなんか代表みたいなこと言ってますけど。あの、まあ、たぶん障害者って、自分のこともっと分かって欲しいと思ってるんですよ。で、分かってもらうためにやはり、会話がないといけないので、そこは、むしろ積極的に話しかけて欲しいですし、こちら側からも積極的に話しかけていきたいですし。

 

で、積極的に話しかけていきたい時にちょっと不機嫌な顔されたりとか、なんか、ちょっと話したくないなーこの人って顔されると、やっぱりそれは辛いので、あの、話しかけた時に、あの、笑顔で明るく『なあに?』って言って、聞いてくれたら、話しかけやすいので、あのー、こう、拒まないで話しかけて欲しいですし、話しかけたいですしね。で、そういった会話のきっかけを掴めればもういいんじゃないでしょうかね。はい。

 

Q.家族からはどのように接して欲しいですか

 

大竹:そのう、家族はたぶんいちばん近くにいる存在なので、あの、こう、会話のいちばん量が多いと思うんですけれども、でもあまり会話しすぎても、なんていうんですか、そこであの、居心地が良いともちろんいいんですけれども、やはり私は父の関係もあって、うーん、あまり居心地が良いって思えるところもなかったので、ま、つかず離れずが私の中では合っていたっていうところがありますね。はい。

 

Q.医療従事者からはどのように接して欲しいですか

 

大竹:まあ、2回入院したんですけど、私。その時2回目の時に、ちょっと再起不能だって思われたところがあって、私。でー、その時の主治医があきらめてくれなかったことが嬉しくて。その、私と接するにあたって、この人もうだめだから、手の施しようがないからっと思ってくれなかったところが、本当に嬉しかったので。やはりあの、あのー、医者に対してはやはりこう、例え、当事者が、当事者の病状が危険だったとしても、決してもう治せないとかあきらめて欲しくないんですね、やっぱり。こう、ま、完全に治すことは無理だと思うんですけども、まあ、病状がこの程度良くなるってことは、たぶん誰でも起こることはあると思うので。その、まあ、時間がもちろん何年もかかると思うんですけれども、時間をかけても必ず良くしてあげようっていうその心意気というか、そういった信念みたいなものを持っていただきたいですね。はい。

 

Q.主治医があきらめていないと感じたのはどういうところからですか

 

大竹:やはり先生、情熱的な方とお見受けするので、私。なので、その情熱さが私に伝わってきて、うーんと、ま、この先生なら、私変われるんじゃないかなとか、信頼していいんじゃないかなと思えたんですね。ま、その先生と出逢えたから前向きになれたのも1つのきっかけかも知んないですね。はい。 えっとー、やはり、私は障害者なので、比較的こう後めいたというか、マイナス思考なことも先生にお話するんですね。今月はなんか、前向きにならなかったなとか、なんかいつも自分を責めてしまったなって先生にはお話すると、『いや、それは大竹さんが、良くなるきっかけにしていきたいから』(と)。その後ろ向きに話していても、それを前向きに治してくださるんです、その先生。それが伝わってきて、自分も前向きになろうっていう気にさせてくれたっていうか、そんな感じですかね。はい。

 

再起不能からよくここまで、と自分を褒めてあげたいです。

 

続く!

 

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author:大竹真人, category:日常, 17:34
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